
プロギングは、ジョギングをしながらゴミ拾いをする 社会貢献型の新感覚スポーツ です
2016年にSDGs先進国スウェーデンで始まってから世界的に注目され、現在100ヵ国以上で楽しまれています
実は、わたしも 気が向いた時に 運動不足の解消と社会貢献を時短で叶えるため行っています
ここでは
- プロギングの効果(運動・メンタル)
- 「ゴミ拾い」との違い
- プロギングのやり方/必要なもの
- 効果を上げてより楽しむ方法
- プロギングあるある ~ 対処法
をお伝えします
プロギングにご興味のある方は参考にされてください
目次(タップでジャンプ)
プロギングとは

プロギング(Plogging)は、北欧スウェーデン発祥の「ゴミ拾い」と「ジョギング」を合わせた新しいスポーツです
【 名前の由来 】
スウェーデン語の「ploncka up(拾い上げる)」
+
Jogging(走る・ジョギング)
2016年、スウェ―デン人のアスリートによって始められて以来、その人気は凄いスピードで世界中に広がっています
日本でも、2019年に公式協会プロギング ジャパン(Plogging Japan)が設立され、日本全国で参加者を募集しイベントを開催したり行政や企業とコラボしたりなど積極的な活動を展開しています
Twitter、Instagram、Facebookなどでもploggingの#ハッシュタグの付いた投稿「#plogging」が多くみられるようになりました
プロギングの効果

通常のゴミ拾いや、ランニング・ウォーキングからは得られないプロギング特有の効果をご紹介します
トレーニング効果がすごい
ジョギングをしながらゴミ拾いをするプロギングでは、「走る➤ゴミを拾う➤走る➤ゴミを拾う」という一連の動作を繰り返します
これは、つまり「ランニング➤スクワット➤ランニング➤スクワット」のトレーニングで、体の中でも大きな筋肉である太腿の筋肉と足全体の筋力を鍛えることができます
単なるジョギングと違って「ゴミを拾う動作」が加わることで全身のエクササイズになり、ダイエット効果もあります
そして☝
プロギング特有の「ストップ& GO」の動作によって体幹が鍛えられます
さらに☝☝
ジョギングの有酸素運動が心肺機能を向上させます
【プロギングの運動効果】
- 足全体のトレーニング効果
- 全身エクササイズによるダイエット効果
- 「ストップ& GO」で体幹が鍛えられる
- ジョギングの有酸素運動で心肺機能の向上
プロギング1つで、全身の機能を高める効果が期待できます
メンタル効果

運動自体がメンタルに良い影響を与えることが知られていますが、プロギングにはさらに独特のメンタル効果があります
1.ストレス解消効果
掃除をした後に、すっきりしてストレスが解消された感覚を味わうことがあると思いますが、プロギングでも同じ効果が得られます
屋外で体に酸素を取り入れながら動き、きれいになった達成感が味わえるため高いストレス解消効果があります
とくに☝
プロギングのメンタル効果として留意したいのは、ゴミを拾っているうちに心が「無」になり瞑想と同等の効果を得られるという点です
プロギング後は、心身リフレッシュされて心地よい爽快感を味わえます
2.自己肯定感の向上
プロギングから得られる大きな効果に自己肯定感の向上があります
プロギングをすると以下の感情を味わうことになります
- エクササイズにより自分もきれいになる・鍛えられる
- 社会貢献している
この感情を味わうことで、自己肯定感が高まり気持ちがポジティブな方向へと向かっていきます
ゴミ拾いとの違い

ゴミ拾いイベントや、ウォーキング等と行う一般的なゴミ拾いとプロギングの違う点は「道具」と「スポーツ要素」です
プロギングではゴミを拾う際にトングを使用しません
トングを使わずに手でゴミを拾い、その都度、屈伸することでトレーニング効果を高めます
ゴミ拾い活動ではゴミ拾いがメインですが、プロギングは「スポーツする感覚」でジョギングしながらスピーディーにゴミを拾います
トングを使用しないことで運動と社会貢献のコラボを実現しています
プロギングの始め方

プロギングは「ジョギングをしながらゴミを拾う」シンプルなものです
厳守ルールや細かい規定はありません
スタイルは主に3つあります
プロギングの方法3つ
- ソロ(個人)・親子や家族でライフワークとして
- イベントに参加する ➤ 全国各地でイベント開催中 「#プロギング」「#プロギングイベント」で検索してみてください
- イベントを開催する・コラボする ➤ 場所・日時をSNSで告知して気軽に参加を呼びかける投稿をしたり「プロギング ジャパン」の交流グループを利用する
「プロギング ジャパン」では、軍手やバックのレンタル、イベントの進め方などの開催サポートも行っています
「イベントを開催してみたい!」「数人でプロギングしたい」という方はチェックされてみてください
プロギングに必要なもの

プロギングには、特別な道具もウェアも必要ありません
動きやすい服装 + ゴミ袋 + 軍手 ➤ GO!
【プロギングに必要なもの】
- 動きやすい服装
- (ランニングシューズなど)
- ゴミ袋
- 軍手
- ゴミ袋 ゴミを持ったまま走りやすいように、持ち手の付いた袋(ゴミ量が多くなることもあるので、持ち手に肩を通せるくらいの長幅があると肩から掛けてゴミをポイポイ放り込みながら走れます)
- 軍手 ゴミが上手く掴めない等のもたつきを防ぐため、これから購入する場合はすべり止め付きがおすすめです
プロギングをスタートする前には、充分にストレッチを行ってください


ポイント☝
イメージは疾走感です
ゴミ拾い ー から ー ゴミ拾いの「間隔」は、なるべく止まらないようにすることで運動効果と爽快感がアップします
走って ➤ 拾って ➤ 分別するまでがセットです
スピード感を楽しみましょう
⁂ イベントでは、ゴミは主催側や行政で回収することが多いです
プロギングをより楽しむために~

プロギングはシンプルなだけに、少し意識するだけで効果・楽しさが倍増します
トレーニング効果を高める方法
- ゴミを拾うときに深くしゃがむ ➤ 屈伸エクササイズ
- ゴミを拾って起き上がる動作を「ゆっくり行う」➤ 足の筋肉に負荷をかける
- ゴミを拾う時に足を曲げず伸ばしたまま拾う ➤ ハムストリングス(太腿裏の筋肉)や足裏全体のストレッチ
これらの動作を好きなタイミングで取り入れたり、少し意識して行うとトレーニング効果が高くなります
ゲーム要素を取り入れる

★ 制限時間内で ❝ ゴミをどれだけ集められるか ❞ ゴミ量を競う
★ ゴミ袋の枚数を統一して ❝ 満杯にするタイムを競う ❞ タイムアタック

イベントでは、プロギング後に買い物したりスタバでくつろぐ∮企画などもあるようです
ソロ・パートナー・友人・家族でのプロギングに、いろいろなアイディアをとり入れてみてはいかがでしょうか
プロギングを、より「スポーツ」として楽しむことは " 自分の体のためにやっている " という意識が高まり「ポイ捨て」に対する否定的な感情を低減させます
プロギングあるある「困った」こんな時は?
プロギングでありがちなシチュエーションと対処法です
ゴミが多すぎてジョギングにならない!

プロギングをスタートしてみると、落ちているゴミが多すぎて「拾ってばかりで全然ジョギングにならない!」ということがあります
対処法 ☝
- 「今日拾うゴミの種類を決める」
一度ですべてのゴミを拾おうとせず、「今日は空き缶」「次回は可燃ごみ」など、その日に拾うゴミの種類を決めてしまいましょう
ジョギングがスムーズに進みます
または、ジョギングする範囲を決めて拾うゴミの種類の分を往復します(例:一回目は可燃ごみ・二回目ペットボトル等)分別にもなります
グループで行うときは、最初で種類別に担当を分けると良いでしょう

すべての範囲のすべてのゴミを拾いたいものですが、ひとりで全部拾う!と頑張りすぎて疲れたり、嫌になりやめてしまうのは本末転倒です
程よい達成感で「また 次回、気が向く」ことがポイントです
走る気分じゃない ・ 疲れ気味

プロギングにきたものの、" なんだか走る気分じゃない‥ "
" 昨夜、飲み会で寝不足‥ " など、体力・気力の万全じゃない日もあります
対処法 ☝
そんな時は
- スロージョグやウォーキングに切り替えます
「今日はゴミ拾いがメイン」「今日は空き缶のみでスピードラン!」と内容を柔軟に替えられるのがプロギングの特徴です
プロギングはジョギング初心者・体力に自信のない人にもおすすめ

「ランニングとスクワット」と聞くとハードに感じる方もいるかもしれませんが
プロギングは
- ジョギング初心者
- 体力に自信のない人
- リモートワークで運動不足の人
- ジムはハードルが高い
- 努力の苦手な人
にこそ、おすすめです
「ラン&スクワット」
これを、トレーニングだけを目的に行うと単調でハードなので短時間でバテてしまいますが、「ゴミ拾い」という別の目的にも意識を向けることで実際の体の動き(トレーニング)から意識が逸れるため、トレーニング単体で行うよりも疲れを感じづらくなります
単調なことが苦手な人や、体力に自信のない人にも続けやすいスポーツです
例えるとしたら…
◆ エサに釣られる動物

◆ まだ、よちよち歩きの赤ちゃんが「赤ちゃん、こちら ♪ 手の鳴る方へ~♪」で歩ける

(笑)
厳守ルールもなく " マラソンは苦手 " という人にもおすすめです
ゴミからゴミへと渡り歩くうちに想定以上の距離をトレーニングできたりします
2050年までに海洋プラスチックごみの量が魚の量を超える件

毎年、約800万トンのプラスチックごみが海に流出していると計算され、このペースで進めば、2050年には海洋中のプラスチックごみの重量が魚の重量を超えると予測されています
九州大学、東京海洋大学及、寒地土木研究所の共同研究チームのおこなった50年先の海洋プラスチック浮遊量シュミレーション研究成果報告では、海洋上層でのマイクロプラスチックの重量濃度は2030年には2倍、2060年には4倍になると示されています
出典:環境省:第3章 プラスチックを取り巻く状況と資源循環体制の構築に向けて
海に流入するプラスチックごみは、時間経過とともに劣化・破砕 → やがてマイクロプラスチック(5mm以下の微細片)になり、海洋生物の体内に流入し、海洋生物、人間、生態系へ影響を及ぼすことになります
海に流入する前で、拾っておきたいものです

海プロギング

自分の通った道はキレイになって爽快

砂浜プロギングは、砂の凸凹で負荷がかかりトレーニング効果が高い

街中のプロギングに役立つアプリ

街中でプロギングをする際に役立つツールです
1: mymizu 給水で、世界を変えよう。
世界中20万ヶ所の公共施設や公園、ホテル・カフェなどの無料で給水できる「給水スポット」として登録されている場所を簡単に調べることができるアプリです
ペットボトル削減量やCO₂排出量、節約額、自身の水分補給量なども確認できます
熱中症対策にも
mymizuアプリ(無料)
2: MUJI 無印良品
水 – MUJILife
無料で給水できる給水機が設置されている無印良品店舗を探すことができるアプリです
無印良品以外の公共の給水所も探せます
給水を登録すると給水毎の環境への貢献度が確認できるようになっています
現在、給水機は無印良品254店舗で設置されていますが (2022年7月時点)、すべての店舗に設置されているわけではないため、こちらのアプリで確認すると便利です
手持ちのボトルで給水することもでき、店舗でボトルの購入もできます(¥190)
MUJI 無印良品:水 – MUJI Life(無料)
3: ピリカ
世界111ヶ国以上で利用されているゴミ拾いを応援するアプリです
ゴミを拾って撮影・投稿すると、投稿を見た人から「ありがとう」のコメントが届きます
全国の仲間と繋がり「ありがとう」を伝え合いながら世界がきれいになっていく…、ゴミ拾いの励みになるアプリです
健康(ヘルスケア) & エコ(社会貢献) 同時に叶う

ジョギングをしながらゴミ拾いをするプロギングには不思議な魅力があります
誕生するや否や、世界中で瞬く間に広がり流行していることをみても、現代社会のニーズに合ったスポーツといえます
自宅での筋トレでは、多くの酸素を体に取り込むことはできませんし仕事や家事だけでは、+αの社会貢献や自己肯定感を高めることもできません
仕事も家事も、すでに立派な社会貢献なのですが 現代のわたしたちは、それを感じづらくなっているのでしょう
- 体も環境も大切にしたい!
- ヘルスケアと社会貢献を時短で叶えたい
という方は
是非、外に飛び出してプロギングによる「充足感・爽快感」を味わってみてください
全国各地で体験イベントも開催されています




